終着地

終着地

ポルトガルの北、スペインのガリシアに位置するサンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大聖地のひとつ。ここを終着地に選んだのは、この三ヶ月の旅を巡礼になぞらえたシャレである。「旅の終えつつあることの、寂寥と安堵、ふたつ我にあり」。書きたりないことは色々あるけれど、続きは飲み屋で。欧州話人はこれにてひとまず終了します。ご愛読ありがとうございました。次の旅で、また会いましょう。...
グラナダ讃歌

グラナダ讃歌

スペイン南部のグラナダ。アルハンブラ宮殿のイスラム装飾は比類ないものだし、家々は白く美しい。だが何と言っても素晴らしいのは、どのバルでも飲み物を頼むとタパスが一品無料でついてくることである!新聞片手にフラッと入って来て一杯頼む。すると自動的にタパスも出される。それをつまみながら、サッカーを観てやんややんや言ったりして、2ユーロ玉をポンと置いて出て行く(何飲んでも2ユーロくらい)。なんと素晴らしい文化であろう!日本のスペインバルもこの仕組み、真似できないものか。...
ピカソ極まる

ピカソ極まる

荘厳なバルセロナ大聖堂の向かいに壁画を依頼されてこれを描いてしまうとは、やはり天才としか言いようがない。思わず一人噴き出してしまった。紛れもない傑作である。