2012 travelogue
終着地
ポルトガルの北、スペインのガリシアに位置するサンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大聖地のひとつ。ここを終着地に選んだのは、この三ヶ月の旅を巡礼になぞらえたシャレである。「旅の終えつつあることの、寂寥と安堵、ふたつ我にあり」。書きたりないことは色々あるけれど、続きは飲み屋で。欧州話人はこれにてひとまず終了します。ご愛読ありがとうございました。次の旅で、また会いましょう。...
カモメの舞う
ポルトの町の鉄橋を越えて、この旅の最後の地に向かいます。
ポルトガルの真髄
あぁこの奇跡的な美しさ。
街のエレベーター
リスボンの街中に突如現れるエレベーター。展望台から向こう側に橋でつながっている。階段もあるし、たいした高さじゃないけれど、産業技術に夢を見た時代感を反映していてとても格好良い。
ワレ、到達セリ
ユーラシア大陸最西端、ロカ岬。 「ここに地果て、海始まる」
グラナダ讃歌
スペイン南部のグラナダ。アルハンブラ宮殿のイスラム装飾は比類ないものだし、家々は白く美しい。だが何と言っても素晴らしいのは、どのバルでも飲み物を頼むとタパスが一品無料でついてくることである!新聞片手にフラッと入って来て一杯頼む。すると自動的にタパスも出される。それをつまみながら、サッカーを観てやんややんや言ったりして、2ユーロ玉をポンと置いて出て行く(何飲んでも2ユーロくらい)。なんと素晴らしい文化であろう!日本のスペインバルもこの仕組み、真似できないものか。...
ピカソ極まる
荘厳なバルセロナ大聖堂の向かいに壁画を依頼されてこれを描いてしまうとは、やはり天才としか言いようがない。思わず一人噴き出してしまった。紛れもない傑作である。
旅も残すところ2週間
青い空、カラッとした空気、10月でも半袖、エスパーニャ!
モーツァルトの故郷
ザルツブルクでは今日も馬車が走っています。
不覚にも制覇
三大がっかり名所である。ひとつめは学生時代に行ったシンガポールのマーライオン。ふたつめは今回、カメラを盗まれた次の日に行ったコペンハーゲンの人魚姫。そしてこのマナー違反の小僧である。...
自転車の国は数あれど
やはり自転車の似合う国、オランダ。
チーズ王国
Goudaというチーズで有名な町。KAASはチーズという意味。後ろに見える橙色の塊(直径約30cm)がゴーダチーズ。フォンデュが美味い。
寒い!
ナポリで半袖の男がピザを食べている頃、アムステルダムではもう冬が始まっていた。
出口はこちら
さらばイタリア。ナポリにて。
すべての道が
通じてる場所に到着。
塔の町
サン・ジミニャーノという塔が乱立する町。今は20本に満たないが昔は70あったという。何となく大友克洋の名作「大砲の街」を想起させる。...
その光、ルネサンス
ラファエロを思わせる優美な光。
イタリアの一般的なおじさん
丈が短い?んなこたぁ気にしない。
フィレンツェの風景
観光客、観光客、観光客、たまに中世。
地中海、反則の美しさその3
この美しさ、反則に決定。
地中海、反則の美しさその2
ううむ・・・
地中海、反則の美しさその1
イタリアに出ました。
マッターホルンでホルン
いい音色です。
4478mの味わい
今まで私にとってMATTERHORNといえば学芸大学にある老舗ケーキ屋であった。しかし眼前にマッターホルンなる山を眺めてみると、学大マッターホーンのサバランの旨さと比べてもその美しい姿は圧倒的だから、こちらが本家であろうと思う。ところでケーキ屋マッターホーンにはモンブランも有るわけなのだが、山であるモンブランは当然マッターホルンに有るわけではなくて、近くにあってしかもマッターホルンより高い。しかし学大ではモンブランよりサバランのほうが美味いのである。そしてここスイスでは・・・食後に眺めるマッターホルンもまた格別である。...
とある平日の昼間
こんな空間で世間話に花を咲かせたいものだ。(なんか合成っぽいけど違います)
そんなところにも
おられましたか!
カルロ・スカルパのガラス
ヴェネツィアに来たのには二つの目的がある。「ゴンドラ」と「カルロ・スカルパ」だ。前者はすぐに諦めた。いくら手漕ぎでも船1時間で80ユーロってありゃないや。馬鹿にしてらぁ。後者はヴェネツィア出身の建築家。町の中心にあるサン・マルコ広場の一角にオリベッティショールームを設計している。オリベッティショールーム・・・もう無さそう。と思ったがこちらはあった。特異なディテール。写真集と全く印象の異なる空間体験。来た甲斐があった!...
悠久のドナウ
iPod touchのカメラでも伝わるでしょうか。やはりドナウ川の流れは雄大でした。
出たり入ったり考
昔から気にはなっていた。なぜ演奏者はコンサートが終わると一度引っ込んでまた出て、を繰り返すのか。アンコールが終わった後の話である。拍手喝采ー引っ込むー出るー拍手喝采を少なくとも3セット、多い時は5セットもやる。日本ではクラシックコンサートなんか滅多に行かないからいいけれど、こうしょっちゅう舞台を観ていると(安いんですね)毎回やられるのでいよいよ気になってきた。なんかこう、退き際はもう少しサッパリできないものか。未練がましい。と、言ってしまうのは冒涜である。これが文化なのだ。...
ユーゲントヘアベルゲの窓
ユースホステルはドイツ発祥なのを御存知でしょうか?ドイツ語でユーゲントヘアベルゲといい、発祥の地だけあってかなり清潔だし使い勝手も良好です。まあ僕はちょっと嫌な思い出があるので程々に使っていますが。 ユースというのは若者という意味です。んなこた知ってるって?そんなことをわざわざ書くのは、今日の僕のベッドの下の段(ユースは基本二段ベッドです)が、なんとおばあさんなのでした。しかも品の良い感じの。僕はユースホステルで寝るときにきちんと上下お揃いのパジャマに着替えているひとを初めて見ました。...
Eisbein
会社に行く前に、ドイツ語会話のラジオを聴いていたことがある。いや、正確には流していただけである。なんとなく耳に入ってきて覚えていた単語の中に、アイスヴァインというのがある。流していただけなので、正確な意味把握に努めようともせず、勝手に冷たいワインだと思っていた。アイスなワインである。ワインがヴァインになるあたり、いかにもドイツ語らしいではないか。ビールの国なのにワインも好きなのね、くらいに思っていた。...
愛別離苦
確かにその宿は安いわりにいつも空きがある。疑ってしかるべきだった。階下の薄暗いロッカールームに吉祥寺で買ったダイヤル式の錠をして安心していた俺の負けである。初めは気がつかなかった。朝起きてロッカーを開けようとして開けづらいので、無理矢理開けると、バックパックの普段開けない方の口が開いており、ん?とカメラが入っているはずの小さいカバンのほうを持ち上げてみる。軽い。しかも開いている。血の気が引いた。どこかに置き忘れたか?否、この状況を見よ。紛れもなく盗難である。寝ぼけながらも動悸が速くなる。他のものは?iPodもやられた、と思ったらカバン...
ハイランドキャトル
らしき牛をスウェーデンで発見。 スコットランドのよりインパクトは少ないが長髪ではある。前は見えるんでしょうか。
動勢建築
スウェーデン北方の高床倉庫。 グッときます。
ロンドン
オリンピック中。






























